はじめに
わが家の双子は、二卵性の女の子です。
生まれたときから2人ともミルクはよく飲んでくれていましたが、私がずっと気になっていたのが「吐き戻し」でした。
退院してから生後4ヶ月ごろまで、毎日のように吐き戻し。
しかも、吐き戻し方がそれぞれ違いました。
「これくらいなら赤ちゃんにはよくあることなのかな?」
「でも、こんなに吐いて大丈夫なのかな?」
そんなことを何度も考えて、スマホで検索しては不安になり、病院でも何度も相談していました。
今振り返ると、当時の私にとって吐き戻しは、双子育児の中でも特に心配していたことのひとつです。
今回は、そんなわが家の双子の吐き戻しについて、当時の様子をまとめたいと思います。
双子それぞれの吐き戻し
長女の場合
長女は、ミルクへの食いつきがとてもよく、いつも勢いよく飲んでいました。
ところが、突然ミルクを受け付けなくなることがありました。
一瞬、息が止まったのかと思うような様子になり、そのあと鼻と口から大量に出てくることも。
初めて見たときはかなり焦りました。
飲んでいるときは元気そうなのに、突然こうなる。そのたびに心配になっていました。
次女の場合
次女は、ミルクを上手にたくさん飲むタイプ。
ただ、飲んだ直後に、服がびちゃびちゃになるほど吐き戻すことがよくありました。
それだけではありません。
ミルクを飲んでから少し時間が経っているのに、突然勢いよく吐き出すことも。
いわゆる「マーライオン」のような吐き方をすることもありました。
長女とは明らかに吐き方が違うので、「同じ赤ちゃんでも、こんなに違うんだ……」と思っていました。
そして、特に心配だったのが次女の吐き方でした。
特に心配だった次女の吐き方
次女が勢いよく吐くたびに、私はスマホで検索していました。
「赤ちゃん 噴水のように吐く」
「赤ちゃん ミルク 大量に吐く」
そんな言葉で検索しては、出てくる情報を読んでいました。
その中で私が気になっていたのが、肥厚性幽門狭窄症(ひこうせいゆうもんきょうさくしょう)という病気でした。
胃の出口付近の筋肉が厚くなることで、胃の内容物が腸へ流れにくくなり、勢いよく吐くことがある病気です。
もちろん、わが家の次女がこの病気だったということではありません。
ただ、ネットで調べれば調べるほど、「もしかして……?」と不安になってしまいました。
「吐き戻しは赤ちゃんによくあること」
と言われても、初めての育児では、どこまでが「よくあること」なのか分かりません。
ましてや双子。長女と次女を比べることができてしまうからこそ、
「長女はここまで吐かないのに、次女はこんなに吐く」
「やっぱり次女は普通じゃないのかな」と、余計に心配になっていました。
何度相談しても不安が消えなかった
検診や病院を訪れるたびに先生に相談し、里帰り先の病院や、自宅近くの小児科でも相談しました。ヘルプしてくださる、助産師さんなどにも相談しました。
そのたびに、「体重がしっかり増えているから大丈夫ですよ」と言ってもらっていました。
実際、体重は順調に増えていました。
それでも、私はなかなか安心できませんでした。
「体重が増えているなら大丈夫」
と頭では分かっていても、目の前で大量に吐く姿を見ると、
「本当に大丈夫なのかな?」という気持ちが出てきます。
今思えば、赤ちゃんのお世話に慣れていないこともあり、吐き戻しそのものだけではなく、何が普通なのか分からないことが不安だったのだと思います。
「この子の個性」という言葉
そんな私が、今でも覚えているのが、現在のかかりつけ医の先生に言われた言葉です。
「お母さん、体重がちゃんと増えているなら大丈夫。これはこの子の『個性』として捉えてあげてくださいね」
この言葉を聞いたとき、張り詰めていた気持ちが、スーッと軽くなりました。
それまで私は、
「どうしてこんなに吐くんだろう」
「何か病気だったらどうしよう」
と、吐き戻すたびに不安になっていました。
でも、
「この子の個性」と言ってもらったことで、「そうか。今はこの子にとって、こういう時期なんだ」
と、少しずつ受け止められるようになりました。
もちろん、吐き戻しが多い赤ちゃんをすべて「個性」と考えていいという意味ではありません。
赤ちゃんの様子や吐き方、体重の増え方などによっても対応は変わります。
だからこそ、気になるときは自己判断せず、医師に相談することが大切だと思います。
私自身も、何度も相談したからこそ、最後にこの言葉を受け取ることができたのだと思っています。
生後4ヶ月ごろ、少しずつ変化していった
そんな吐き戻しの日々も、生後4ヶ月を過ぎたころから少しずつ変化していきました。
ある日、
「あれ?最近、吐き戻しが減ったかも?」と気づいたんです。
それまで当たり前のようにあった、ゲップと一緒の吐き戻しが少なくなり、ゲップが出ないときでも吐かなくなってきました。
少しずつですが、吐き戻しを気にする時間も減っていきました。
そして、吐き戻しが心配でなかなかできなかった「セルフミルク」も、少しずつできるようになりました。
※ここでいうセルフミルクは、赤ちゃん自身が哺乳瓶を持って飲むことを指しています。
今では当たり前のように過ごしていることも、当時の私にとっては、
「今日は吐かなかった」
「少し楽になったかも」
という、小さな変化のひとつひとつが嬉しかったです。
今振り返って思うこと
現在は双子も6ヶ月になりました。あの頃と比べると、できることもずいぶん増えました。
もちろん、今も育児で悩むことはありますが、当時のように吐き戻しを心配して、毎日のように検索することはなくなりました。
今振り返ると、
「あの頃は本当に心配していたな」と思います。
でも、初めての育児で、しかも双子。
同じ月齢の2人を比べることができるからこそ、「この子は大丈夫なのかな?」と不安になるのも当然だったと思います。
あの頃、毎日のようにスマホを握りしめて検索していた自分に、今ならこう言ってあげたいです。
「大丈夫。もう少しの辛抱だよ。」
そして、今まさに赤ちゃんの吐き戻しで悩んでいる方にも、少しでもこの経験が届けばいいなと思っています。
まとめ
わが家の双子は、生後4ヶ月ごろまで吐き戻しが多く、特に次女の勢いのある吐き方が心配でした。
何度も病院に相談し、体重が順調に増えていることを確認してもらいながら、少しずつ様子を見ていきました。
そして、生後4ヶ月を過ぎたころから、吐き戻しは少しずつ減っていきました。
赤ちゃんの吐き戻しは、実際にその様子を見ている親にとっては、とても心配になるものだと思います。
「大丈夫かな?」と思ったときは、ネットの情報だけで判断せず、医師に相談する。
それだけでも、少し気持ちが楽になることがあると思います。
私自身も、何度も相談したことで、最後には先生の言葉に救われました。
この記事が、同じように赤ちゃんの吐き戻しを心配している方にとって、少しでも安心につながれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
